Special Lesson 2
昨日に引き続き、ヨーロッパ編のスペシャル第二夜を見ました。
今回はのだめの方の話がメインで、千秋がシュトレーゼマンと一緒に世界中を
飛び回っている間に、パリにひとり残されたのだめが、「何の為にピアノを演奏
しているのか?」という部分を特に丁寧に描いていたように思います。
また、のだめと千秋のすれ違いという部分にもかなりのスポットが当たっていました。
中盤、のだめが自分の進むべき道に迷ってしまったシーンは凄い印象的で、
上野樹里の熱演も相まって、泣きそうになりました。彼女の演技は本当に魅力的。
しかも壁を乗り超えるまでが凄い長くて、見ていて辛くて辛くて仕方なかったです。
「のだめは井の中の蛙で、世界はすごく広かったんです」
自分の実力がどんなものだったのかが、世界に出てみて、一生懸命にやっている
人たちを見て、初めて実感してしまい、完全に自信を喪失してしまいます。
誰でも一度はぶつかるような、超えなければいけない壁。
千秋は手を差し伸べようとしますが、のだめは跳ね除けます。ここも辛かったです。
それでも、のだめが克服してくれるのを信じて、再び旅立っていくシーンは好きでした。
結局は、オクレール先生の目にたまたま留まった「もじゃもじゃ組曲」がきっかけで、
作曲家それぞれにその曲に対する想いがあることを知り、作曲家の時代背景や
考え方などを正面から感じ、曲に向かい合うことが必要であることに気付きます。
この作品が随所で描いてきた、良い曲を奏でるには、自分が心から楽しんでいること、
作曲者の気持ちになり切ることが大切だということを改めて教えてもらいました。
のだめと千秋の恋についても、前後編を通して、進展がありました。のだめに片想い
をしていた黒木が再登場し、良い意味でキューピッド役になってくれたように思います。
ラストもターニャと少し良い感じだったし、スランプから脱することができたので、
黒木は一番おいしいキャラクターだったように思います。
ノエルの日の橋の上でのケンカから、ブノワ家のお城での夜のシーンへの、のだめに
対する本当の気持ちに気付きはじめる千秋の揺れる感情の描き方が絶妙でした。
このふたりのカップルは互いを高めあえる最高の組み合わせだと思います。
それでも、今回もラストにブラームス交響曲第一番をオーケストラで見せる等、
音楽へのこだわりを忘れずに最後までやり切ってくれたその姿勢は大好きです。
やっぱりこの作品は音楽を楽しむということにテーマが当てられていると思うので、
それが最後までブレなかったのは、とても素晴らしいことだと思います。
ドラマを見終わった後に原作(11〜15巻)辺りを見てみていますが、今日の話の内容
は結構変わっている部分が多いですね。それでも、かなりうまくまとめていて、原作の
持ち味を殺すことなくできていたと思いますので、ドラマ版として締め括るには、
相応しいラストだったと思います。
- 2008/01/06(日) 01:34:53|
- テレビ・ドラマ
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