「CLANNAD -クラナド-」4話

第4話 「仲間をさがそう」。
生徒会に掲示板の使用やビラ配り等の部員募集活動を禁止された渚を見て、
春原を仲間に加えた朋也が色々な知り合いに声を掛けていきます。

椋を呼び出して相談するシーンがかなり気合の入った百合展開に
なっていて笑いました。原作では廊下に呼び出しただけだった気がするので、
わざわざ屋上まで呼び出した分、椋の緊張も並々ならぬものだったのかと。
ただ、朋也が相手ではないかというニュアンスは消えていたので、
この辺からもアニメで椋が朋也に大きく関わってくることはなさそうです。

春原の智代へのアタックは毎回ながらかなり気合入っていて笑えます。
キックが朋也と繋がってコンボになってみたり、「リトルバスターズ！」の
バトルシーンが挟まっていたり。春原のギャグのテンポも良くて、麻枝氏の
ギャグの持ち味をうまく生かしているように思います。
なんだかんだで智代のフラグは全部回収していっているように思いますが、
どこまで彼女の話へ踏み込んでいくのでしょうか。

また、今回一番スポットが当たっていたのは風子。彼女の天然演出への気合の
入り方も尋常ではないですが、これまでの4回、要所要所に伏線を張って来ており、
今回の伊吹先生の妹さんは交通事故で今でも入院しているという事実が発覚し、
学校に広まっていた幽霊説＝風子であると判明します。
この流れからすると、先に風子ストーリーを進め、終わらせる気かもしれません。

現在までの情報から、杏と椋は名脇役に徹し、風子と智代ルートは掘り下げられて
いるように感じますが、ことみをどう扱う気なのかがイマイチ読めません。
「ことみちゃん」「ともやくん」を出した以上、それなりに踏み込んでいくような気も
しますが、どう扱っていくつもりなんでしょうか。