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みずたにみゆうの浸食ページ

さすらい旅日記―みずたにみゆうによる「ゲーム」「CG」「小説」の創作や、
 「アニメ」「ゲーム」「携帯電話」などのレビューを行なっています。(ネタバレ注意!)

「うみねこのなく頃に散」Episode7感想

Episode 7 「Requiem of the golden witch」。
今回のプレイ時間は10時間ジャストくらいでした。EP5に継ぐ短さかな?
お昼からほぼぶっ通しで進め、日付が変わる前にクリアしました。

本編が終わったと思ったときには短いな、と感じましたが、
竜騎士07先生がそう簡単に終わらせてくれる訳も無く・・・
ラストは今回もやってくれた感じです。

感想・・・正直、だいぶ核心を描いていることもあって、
何を書いてもネタバレになってしまうのでどうまとめていいか難しいですが、
うみねこではお約束とも言える新キャラクター追加で、猫箱と化した
六軒島の新しい一面を新たに描いていました。
表紙も飾る今回の新キャラ2名は個人的に好感触。

竜騎士07先生がゲーム盤のハラワタを引き摺り出すと言っていたように
今回は結構特殊な話の進め方。
出題編のEP1~EP4で描いていた「アンチミステリー対アンチファンタジー」
という観点で描いていた内容とは違うのはもちろんのことですが、
解答編であるEP5~EP6で「愛がなければ視えない」という観点から
描いていた内容とも全く異なる印象を受けました。

どういうことがきっかけで物語が動いたのかということがメインで、
EP5~EP6でミステリーとして解決する為に強引に固めていくような
展開ではなくて。動機を持たぬ魔女ではなく、心を持つ人間として
どうだったのかという面を丁寧に描き、物語を明かしていくようで。
この「うみねこ」の舞台設定については、EP1~EP6までの断片を拾いつつ、
ほぼ全て語られたのではないでしょうか?
個人的には、うみねこEP8の前半を進めているような感じでした。

キーワードだけで簡潔にまとめると、
 ・ベアトリーチェという人物に関する正体とその真実
 ・金蔵が出題した碑文の謎の答え
 ・1986年10月4日~5日に起こった事実
という核心の部分を重点的に描いており、
3つ目に関しては何とも非情。本当に救いの無いような話でした。

ただ、EP2のような魔女の一方的な攻撃に萎えることや、
EP5やEP6であったような腑に落ちない理詰めな展開が続くということもなく、
すんなり納得できるのも、そういう風に狙って描いているからこそ
なのだなと感じさせられました。
どういう風に描けば、読者に反感を持たせられるのか、
もしくは納得させられるのか、をわかった上でやってるとは、、、
多少強引ながらも、読者を愉しませる術を心得てらっしゃる。

ほぼ謎も解けたし、誰がどういう意図を持って動いていたかもわかったのですが、
肝心な部分はまだ一部隠されており、その辺りは最後の晩餐としてとっておく
つもりなのでしょう。ほんとじらすなぁと思います。

揺るがしようのないような事実を読者に突きつけた中でなお、
どういう風に最後をまとめようとしているのか気になります。
次回EP8が恐らくラストEpisodeになるはず!
年末が楽しみで仕方ありません。

【過去6編の感想】
Episode1 「Legend of the golden witch」 感想
Episode2 「Turn of the golden witch」 感想
Episode3 「Banquet of the golden witch」 感想
Episode4 「Alliance of the golden witch」 感想
Episode5 「End of the golden witch」 感想
Episode6 「Dawn of the golden witch」 感想
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  1. 2010/08/16(月) 00:56:22|
  2. ゲーム
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今季のアニメについて

今季のアニメですが地味に見ています。

みつどもえ」は三つ子がそれぞれとんでもないいい味出していてなんだかハマります。
この変な魅力はなんなんでしょう(笑)。

あそびにいくヨ!」は世界観がしっかりしてるのやらしていないのやら、難しいですが、
ひとまず継続視聴中です。
沖縄を舞台にしているところはいいなと思うけど、
結局はエロを押しているだけなんかな?

ぬらりひょんの孫」は丁寧な作りで福山潤の演技が生きる作品かと。
個人的に雪おんなを応援中。

伝説の勇者の伝説」は二話からの回想編がよくできていたと思うので、継続視聴中。

アマガミ SS」は「キミキス」の血を引く作品。
今回は1キャラ毎に話が独立しているようで、
キミキスのような展開にならない模様。
しかし主人公は変態だわ(笑)。
あそこまで突き抜けると清々しささえある。

オオカミさんと七人の仲間たち」も見ています。
黒子声は正直邪魔だと思いますが、主人公が男を見せた2話はよかったです。
あとは様子見・・・という感じです。
  1. 2010/08/15(日) 11:47:09|
  2. アニメ
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「うみねこのなく頃に散」EP7購入

ということで、例年通り、今年も買いに行ってきました。
「うみねこのなく頃に散」EP7
今回は先週難波に来る機会があったので、ソフマップで予約したのですが、
地味にゲーマーズの方が一時間早く空いていて、変に予約しない方が良かったかもしれないという…。
毎度ながらきちんと情報は手に入れておくべきですね…。

EP1購入の際から考えると今年で4年連続のパターンになってきています。早いわ、4年。

とりあえず、帰って早速プレイしてみようと思います。
  1. 2010/08/15(日) 11:33:24|
  2. ゲーム
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「うみねこのなく頃に散」musicbox -霧のピトス-

今日のコミケ2日目での発売にあわせて、
「うみねこのなく頃に散」musicboxが通販で届きました。
⇒紹介ページはコチラです。

去年のmusicboxはdai氏とzts氏がそれぞれに出していましたが、
今回はdai氏とラック眼力氏の合作で、しかもEP7のOPも収録されています。

新作のOP曲は「霧のピトス」。今回のサントラの名前にも使われています。
甲乙つけがたい部分もありますが、個人的にはEP5~EP6のOP曲である
「オカルティクスの魔女」よりも好きかも。
結構な人数で作っているのもあって凄い丁寧なできだと思いますし、
何よりもうみねこらしい曲。
ボーカルの木野寧さんの歌声が好きなのもあるかもしれませんが。

動画があったので貼っていますが、CDではフルバージョン収録です。
改めて聞くと、フルの方がいいかも・・・。

木野寧さん ⇒ ブログ
 ウサンノカオリ(EP6 ED曲 / 初:黄金シンドローム収録)
 Happy Maria! (EP4 / 黄金シンドローム収録)

その他、EP6を中心として使われていた歌やBGMがいくつか入っていて、
今回もお得な感じです。dai氏の曲は相変わらずクオリティ高い!

ちなみにEP7自体は、明日の朝日本橋へ買いに行きます。
すっかり毎年恒例になってきていますが、今回も一気にプレイして、
一気に感想を書くつもりです!
  1. 2010/08/14(土) 20:00:46|
  2. ゲーム
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