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みずたにみゆうの浸食ページ

さすらい旅日記―みずたにみゆうによる「ゲーム」「CG」「小説」の創作や、
 「アニメ」「ゲーム」「携帯電話」などのレビューを行なっています。(ネタバレ注意!)

「とらドラ!」 8話

第8話「だれのため」。
この作品、微妙な距離感がほんと面白いです。今回は、亜美との水泳対決を通じて、
大河の中で竜児の存在がよくわからなくなってきている感じが伝わってきました。

掛け値なしに自分の為に一生懸命になってくれる竜児の存在はとても異質で、
家族のぬくもりを知らない大河にはとても暖かい父親のようなもので。
他人だし、恋人でもないのに、本当に近い存在。
そんな中で、竜児に好意を寄せる亜美という存在の登場が、居心地の良い
ふたりだけの空間に割り込んで壊そうとしつつある。
竜児と亜美のふたりきりで別荘にいくなんて嫌だと思ってしまう。

それが竜児に対する恋心なのかどうかと言われると、それはちょっと違っていて、
自分だけのものだと考えていた所有欲から来るものなのかなとも取れます。
例えるなら、大親友だった子に彼氏(彼女)ができて、その人に嫉妬してしまったり。
または、娘に彼氏ができてしまった父親の立場のようなものだったり。

ただ、本人も自覚していない(自分の気持ちがよくわからない)だけで、
竜児に対して徐々に異性として見る気持ちが出てきているとは思います。
それを邪魔しているのって、北村に対する特別な憧れのような恋の意識。
顔を見るだけで真っ赤になって、まともに話せなくなって。
北村くん大好きだけど、竜児は奪われたくないし、どうしたんだろう自分、みたいな。
自分らしさを見せられない相手ってやっぱ一方的な憧れでしかないと感じます。

一方で、竜児をからかって遊んでいるだけのように見えて、かなり直球勝負で攻める亜美。
思わず小悪魔っぽく振舞ってしまう仕草って、彼女の悪い癖のように思いますが、
うまくはぐらかしたり冗談っぽくすることで、もし正面から竜児に断られた場合に
傷付くことを避けたいっていう女性らしい心理が働いているようにも感じます。
ただ、その仕草故に、竜児には真剣なアプローチであると思ってもらえないのは残念。
(純粋に竜児がニブいだけなのかもしれませんが・・・)

面白いなと思うのは、竜児自身は、亜美も大河も互いに負けず嫌いだからケンカ
しあっているだけと思い込んでいること。
また、クラスのメンバー(北村も実乃梨も含む)は、亜美も大河も真剣に異性として
竜児を取り合っていると思い込んでいること。
そんなイメージに対して、実際は、異性として意識する亜美と、家族として独占欲を
満たしたい大河が、竜児を求めて戦っているという図式は秀逸です。

大河が「自分でもわからないのに勝手に人の気持ちを決めるな」と怒っていましたが、
この辺の心の駆け引きというか、秋の空のような女性の心の動きを描く巧妙さは
ほんと賞賛に値するなと思います。次回の別荘ではどんな展開になるのか楽しみです。
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  1. 2008/11/20(木) 23:42:52|
  2. アニメ
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  4. | コメント:4

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