1/5に米GoogleがHTCに協力を依頼し、自社製のAndroid 2.1を搭載した端末を発表しました。
T-01Aなどで搭載され、既存のスマートフォンでネックとされていたもっさり感の壁を
打ち破ったSnapdragonを乗せており、動作としても快適な模様。
音声認識検索も標準搭載ということで、Google独自路線もはっきりしていると感じます。
■Google、Android 2.1搭載の“スーパーフォン”「Nexus One」を発表■Snapdragon搭載でサクサク? YouTube動画で見るNexus Oneまた、Flash Player 10.1が動くことがAdobeからも発表されているようで、
この点ではiPhone3GSにも勝っており、対抗馬にもなり得るかもしれません。
一方で、金額的な面もあって業界を変えるほどの革新的なものではないという見方も
あるようですが…日本での発売はどうなるんでしょうか?
■Googleケータイ「Nexus One」は携帯電話業界を変えるか
- 2010/01/10(日) 23:04:30|
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今年のiPhoneアプリの動きを総括するような記事で興味深いです。
■「1アプリ1単価に限界」――ハドソンに学ぶiPhoneアプリの難しさと“次の手“想像を超えるような速さで問題点を改善したり、性能アップした3GSを発売したりと、
iPhoneの勢いはとどまることを知らないまま終わった1年だったと思います。
逆に言えば、既に低料金という価格競争に突入してしまったというところからも、
今後の伸びしろとしては余り期待できないかもしれないという部分もありますが、
日本でもソフトバンクの低価格方針で皆に受け入れられるプラットフォームとしての
地位を確固たるものにしていきそうです。
なんにせよ、3キャリア公式サイトが軒並み会員数が激減し、
主力がiPhoneアプリか無料SNSアプリにシフトしたのは事実かと。
今、モバゲーのCMで「怪盗ロワイヤル」というゲームがやたらとプッシュされていますが、
あれも単なるブラウザゲーム(演出のみFlashLite使用)です。
ブラウザゲームはこれまでももちろん存在していましたが、普及率としては低く、
敷居が高いという印象が強かったと思います。
そこにSNSの特性を生かしてオンラインユーザーとの繋がりを楽しむという部分を強調して
取り込めたのは確かに凄いなと思います。
日本人は流行にながされやすい(皆がやっているからする)傾向が特に強いので、
宣伝による集客が行ないやすいのだろうなと。
携帯業界としては激動の1年だったと思いますが、AR(仮想現実)なんかも徐々に
広がってきていますので、よりバーチャルな繋がりが重視されていくように感じます。
その中で携帯の重要性はますますあがって行きそうです。
- 2009/12/30(水) 12:25:19|
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記事を書くのがだいぶ遅くなってしまいましたが、10月の携帯電話契約数は
全体的に落ち込みました。冬モデル発表前の買い控え時期ということもありますが、
景気の関係もやっぱりありそうな気がします。
<10月契約数>
・ドコモ +55100 (前月は+66900)
・KDDI +27500 (前月は+103000)
・ソフトバンク +97500 (前月は+108000)
・イーモバイル +80000 (前月は+88200)
<10月MNP利用状況>
・ドコモ -23300
・KDDI -6700
・ソフトバンク +30000
・イーモバイル 0
また、11/10に発表されたドコモとソフトバンクの新機種発表の件も簡単に紹介。
法林先生が毎回のことながら的確にまとめてくれています。
■「VERSION UP!」でひとりひとりにアプローチするドコモの新モデル発表から2週間近く経っているので、実際に何機種か発売されていますが、
個人的にはそこまで惹かれる機種もないかな、と思いました。
セパレート携帯F-04Bは凄い気になるのですが、来年の春発売予定なので、
年末商戦には絡んでこないでしょうし。
■Wi-Fiでモバイルブロードバンドの拡大を目指すソフトバンク一方、相変わらず同じ日に発表するソフトバンクですが、こちらはWi-Fi対応機種を
大量投入することで他キャリアとの差別化を図ってきました。
回線設備が一番弱いこともあるので、その辺をカバーする作戦としては自然かも。
- 2009/11/23(月) 01:22:22|
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10/19にKDDIの秋冬モデルと来年の春モデルが発表されました。
半年のラインナップをまとめて発表するのはKDDIでは初ではないでしょうか?
■12Mカメラ、防水BRAVIA、世界最薄防水――au 2009年秋冬+2010年春モデル13機種■【速報】KDDIがau端末の2009年秋冬モデルを発表、
複数の1200万画素カメラモデルやBRAVIAケータイなど■5つのカテゴリーで選べるau 2009年秋冬モデルauとドコモユーザーでありますので、auの新機種には毎回期待していますが、
今回もデザインとしてはそんなに目新しいものはない印象で、
どちらかというとKCP+の安定化・高速化やmicroSDHCの16GB対応やカメラ高画素化、
AV機器連携等、夏モデルのブラッシュアップ版という印象は受けます。
ただ、KCP+の不安定さと2年縛りが重なったことによる不信感から低迷したことを
考えれば、無難な端末に安さをウリにしたプランを組み合わせるのはアリだと思います。
■「スマートフォンはまだ早い」 au、メール無料と“全方位端末”で春商戦へスマートフォンへ積極的に動かないのは正直通信方式の違いによる苦戦だと思っています。
CDMAへのカスタマイズするコストの対する費用対効果が見込めないと。
■au、メール無料の新プラン「ガンガンメール」定額料を払う事で他社へのメールを含めすべて無料にするというちょっと新しい
展開を見せて来ました。自動で段階式パケット定額も付いてきます。
■au、「フルサポートコース」を12月より改定一方で密やかに実質値上げを示す記事も。あくまでもフルサポートプランのみの
話になりますが、選択肢としてフルサポートはまずなくなりそうな感じです。
削った分を今回のガンガンメールの件に充当するのでしょう。
- 2009/10/20(火) 01:30:12|
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9月の携帯電話の契約数について、今までとは違う驚くような結果が出ました。
これまで順調に1位に食い込もうとしていたドコモが4位に転落し、
万年4位のポジションが固定化されつつあったKDDIが1位のソフトバンクに迫る
格好で2位に急浮上したのです。
■“2年縛り解け”ユーザーの獲得で明暗――9月契約数具体的な原因としては、ドコモの2年縛り(厳密にはただの分割払いですが)の
第一波が終わるタイミングと、KDDIの指定通話定額の開始タイミングが重なった
ということが主な原因となりそうです。
ある意味狙ってこのタイミングに持ってきたのかもしれませんが、
効果は絶大だったようで、ドコモからの転出が久々に4万台を超えていました。
<9月契約数>
・ドコモ +66900 (前月は+112900) シェア50.3% (-0.1%)
・KDDI +103000 (前月は+77800) シェア28.5% (+0.0%)
・ソフトバンク +108000 (前月は+115100) シェア19.4% (+0.0%)
・イーモバイル +88200 (前月は+61100) シェア1.8% (+0.1%)
<9月MNP利用状況>
・ドコモ -41000
・KDDI +19600
・ソフトバンク +21500
・イーモバイル -200
本格的に厳しい不況を向かえていることもあって安いキャリアへ移るのは必定と
言えそうな印象なので、新機種発売も無いし、暫くKDDIが伸びそうな感じがします。
あと事業再生ADRを申請し、本格的に窮地に立たされているWILLCOM。
今月から東京山の手限定でWILLCOM CORE XGPサービスを開始したものの、
このままでは会社自体が終わってしまいそうなので、
広域化を図るまで支えられるような体力が持てればいいですが・・・。
- 2009/10/11(日) 01:46:33|
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僅差と言っても過言ではありませんが、ソフトバンクがドコモを2200台抜いて
再び月間純増1位に返り咲きました。
これで1~2位は毎回変わっているものの、6~8月はドコモとソフトバンクが
デッドヒートを繰り返している形になっています。
■ソフトバンクが再び純増1位に――8月契約数<8月契約数>
・ドコモ +112900 (前月は+143600) シェア50.4% (-0.1%)
・KDDI +77800 (前月は+56600) シェア28.5% (+0.0%)
・ソフトバンク +115100 (前月は+137600) シェア19.4% (+0.0%)
・イーモバイル +61100 (前月は+76100) シェア1.7% (+0.1%)
<8月MNP利用状況>
・ドコモ -9800
・KDDI +8000
・ソフトバンク +2000
・イーモバイル -200
また、今回の特徴としては、KDDIがかなり久しぶりに最下位から3位へ浮上。
「指定通話定額」(月額390円で3人との通話が24時間無料)や、
「ダブル定額スーパーライト」(1段階目390円から)が開始された影響のようで、
MNPのKDDIへの流入状況もかなりの良い数値を叩き出しています。
ソフトバンクは8/19から「月月割」の割引対象から基本使用料を除外しており、
よく考えてみると実質的には月額980円以上値上げになっています。
その分、MNPの2年縛りから開放される流動可能層を集める意図なのか
9/1より「のりかえ割」(「ホワイトプラン」にて新規契約した人に対して基本使用料
を5ヶ月間無料とする。しかも、切り替え後3ヶ月間の請求額の平均が1万円を
超えた場合には、6~10ヶ月目まで無料期間を延長する等の特典有り)を
導入しており、9月のMNP数の結果が気になります。
- 2009/09/08(火) 23:58:38|
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週末に7月の携帯電話の契約数が発表されました。
6月にドコモが僅差のところまでソフトバンクを追い詰めていたのですが、
今回、遂に首位に返り咲きました。
これでソフトバンクの独走状態は26ヶ月間で終わったということになります。
■ドコモが14万3600の純増、ソフトバンクを逆転――7月契約数<7月契約数>
・ドコモ +143600 (前月は+112400) シェア50.5% (-0.1%)
・KDDI +56600 (前月は+43800) シェア28.5% (-0.1%)
・ソフトバンク +137600 (前月は+112900) シェア19.4% (+0.1%)
・イーモバイル +76100 (前月は+91600) シェア1.6% (+0.1%)
<7月MNP利用状況>
・ドコモ -11200
・KDDI +2200
・ソフトバンク +9200
・イーモバイル -200
夏モデル発表の記事の時にも書きましたが、ドコモの姿勢がだいぶ変わって
きたように思っています。ドコモ2.0と銘打って大コケし、「ドコモに移転ゼロ」と
揶揄されていた時期が懐かしいです。新社長やるな、という印象。
私も思わず買ってしまった夏モデルですが、この辺りの機能性の高さや、
料金プランの見直し等、顧客に対する細かい気配りも勝因のひとつと考えています。
一方で万年最下位に甘んじることになったKDDIですが、今度始まる指定通話定額
でどこまで伸ばすことができるのかに注目です。ただ、先月末にはアプリカタログの
更新不備によって公開が数日遅れたのにも関わらず、お詫びのアナウンスもなく、
更新日を改ざんしてなかったことにするというふざけた対応もありました。
3000万契約時のプリペード水増し作戦もそうですが、KDDIの方が隠蔽体質に
なってきたように感じます。
でも一番動きが鈍ってきたように思うの、案外ソフトバンクなのかもしれないと思っています。
広告宣伝力は他社に比べればダントツですが、通信速度や通話品質等、
インフラ整備面でもう少し何とかしないといずれ足をすくわれそうな感じがします。
- 2009/08/08(土) 23:55:29|
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